DEIとCE、平等とは

2025-02-07
考えごと

読んだ。

トランプ大統領が「多様性、公平性、包摂性(DEI)」プログラムを廃止したことに端を発する議論について。この決定が「反動的だ」という批判と、「DEIの一方的な正当化に疑問を投げかける契機」という意見が交錯する、平等を巡る2つの理念の対立を浮き彫りにする記事。

DEIに対する理念として記事中で出てきたのはCE(Colorblind Equality)。どちらも平等について謳っていてそれぞれに理があるけど相反する部分がある。DEIは現実の格差を重視し、積極的な是正を訴えている一方、CEは理想的な公平さに基づく普遍的な基準を重視している。

個人の属性によって社会的格差があるのであれば、それを是正する方向は正しいように感じる。逆差別という言葉はあるけど、それを盾にして差別の温存に加担するのは避けたい。

一方で、DEI的な政策の例でよくあがるアファーマティブ・アクションなどに反対する側の、「割りを食ってる感」もわかる。こないだの移民のときもそうだけどこの割り食ってる感がやっかいで、差別・被差別どっちももってる感情。

なにを主眼に置くかだよな。そこの目線が揃っていれば少なくとも話し合いはできると思う。

属性による格差の是正(のスピード感)を重要視するなら政策はDEIに寄っていくだろうし、CEは悪手とまで言えるだろう。

個人的には理念としてはCEがいいなと思いつつ、属性によって前提が違うならそこを是正する必要はある、そのための施策の積極性は対象によって変わるよね、くらいのテンション。「ものによる」というガチで何も言ってないに等しい結論だけど実際そう思うからね。DEI(CE)は悪!みたいなもんじゃ無い。

*DEIとは

「DEI(ディー・イー・アイ)」は、「Diversity(ダイバーシティ、多様性)」「Equity(エクイティ、公平性)」「Inclusion(インクルージョン、包括性)」の頭文字からなる略称です。

「DEI(Diversity, Equity & Inclusion)」とは?- Diversity, Equity & Inclusion - サステナビリティ - パナソニック ホールディングス